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徳島なんて何もないけん」って本当?——地元の“すごさ”を語る勇気を持とう

更新日:2025年7月7日





はじめに:県外との“温度差”を感じたことはありませんか?



徳島に暮らしている皆さん、こんな経験はありませんか?


県外から徳島に移住してきた方や、観光・出張で訪れた方が、思いのほか徳島を絶賛してくれる。それを聞いて、「え?そんなによかった?」と、自分の感覚とのギャップに驚いたこと。


また、旅行で訪れた他県の人が、自分の故郷について誇らしげに話し始めた時、「そんなに自分の県を推せるってすごいな…」と、どこか温度差を感じたこと。


その正体は、もしかすると地元を“語る勇気”、あるいは**“語る習慣”の違い**かもしれません。




「徳島なんて何もないけん」——本当にそう?



徳島で暮らす私たちがつい口にしてしまう言葉。


「徳島なんて、何もないけん」

この言葉、悪気はなくても、実は地元を語ることをあきらめる呪文になっていないでしょうか?


私自身も、何気なく使っていたこの言葉。しかし県外の人たちと深く関わるようになり、「この言葉は全国的に見てもかなり異質なのではないか」と気づくようになりました。




他県の“推し文化”と比べてみると



四国の他の県を見てみましょう。


  • 高知県は坂本龍馬一色。今なお多くの人が龍馬の生き様を語り、その遺志を誇ります。

  • 愛媛県は、日露戦争でバルチック艦隊を破った秋山兄弟の郷土として、観光資源を確立。

  • 香川県は、「うどん県」として全国に誇るブランドイメージを打ち出しました。



これらは、地元にある資源を“自らが誇り、自らが語る”ことで成り立っています。




実は、徳島だって“語れる資源”が山ほどある



では、徳島には何もないのでしょうか?


そんなことはありません。


  

  • 偉人たち:長井長義(日本薬学の父)、戦艦長門初代艦長飯田延太郎、三木武夫元総理、米津玄師…



これだけ揃っていても、県外の人に「徳島ってどんなとこ?」と聞かれると、やっぱり出てくるのが


「いや〜、何もないけん」

なのです。




奥ゆかしさと“斜に構える心理”



この背景には、徳島人特有の奥ゆかしさ謙遜文化、あるいは期待しすぎてがっかりしないための自己防衛本能があるのかもしれません。


さらに、防災の分野でも見られるような、


「どうせ死ぬ時は死ぬけん」
「そんなこと考えよったら生きていけん」

という“諦念的”な言葉や、


ブランド物を買うのに神戸にまで足を運ぶ心理、

「邪馬台国=阿波説」を笑い飛ばしてしまう心の壁…。



これらも、地元を「本気で信じきれない」深層心理とどこかでつながっているように感じます。




小さな意識改革が、地方創生の大きな力になる



私たち徳島県民が、「自分の暮らすこのまちの魅力を語ること」に少しでも前向きになれたなら、それはきっと地方創生の力強い“武器”になると信じています。


別に難しいことではありません。


  • 徳島ラーメンの推し店を一つ語る

  • 阿波おどりの良さを誰かに話す

  • 米津玄師の出身地だよと誇ってみる



そんな「語る小さな習慣」が、徳島全体の雰囲気を、そして未来を確実に変えていきます。




最後に——あなたが知る徳島の魅力を、誰かに語ってみませんか?



今、全国の自治体は“地方創生戦国時代”とも呼ばれる厳しい競争の真っ只中にあります。


他県が死に物狂いでブランドを磨き、発信を重ねる中で、私たちが「どうせ…」と口を閉ざしていては、未来は変わりません。


だからこそ、一人ひとりの意識と行動が、徳島の未来を決めていく。


ぜひ、あなたの言葉で、あなたの見つけた徳島の魅力を、誰かに伝えてください。



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