【小松海水浴場清掃活動】
- 祐一郎 石部
- 2 分前
- 読了時間: 4分
市民とともに守る、徳島唯一のふるさとの浜
― 海開きを前に行われた清掃活動と、改めて見つめ直すその価値 ―
徳島市議会議員の石部祐一郎です。
本日は、徳島市で唯一の海水浴場「小松海水浴場」にて、海開きを目前に実施された清掃活動に参加させていただきました。
この機会に、改めて小松海岸の持つ魅力、そして今後の可能性について、市民の皆さまと共有させていただきたいと思います。
■ 海開きを控えて――清掃活動に参加して

2025年7月19日の海開きを控え、7月某日早朝より、小松海岸の清掃活動が実施されました。
この取り組みは、地元企業であるアズマ建設様の呼びかけにより実現したもので、地域住民、サーファー団体、近隣の企業・団体、親子連れなど、実に幅広い世代の市民の皆さんが参加されていました。
私もその一人として、トングとごみ袋を手に、約1時間にわたって清掃に参加しました。
わずかな時間ながら、ごみや漂着物が次々と回収され、見違えるように美しい砂浜に――。
何より印象的だったのは、参加者の皆さんの表情です。地域への誇り、海への愛着、そして「自分たちの場所は自分たちで守ろう」という静かな使命感が、そこには確かにありました。
このような市民の協力によって支えられているのが、小松海水浴場なのだと、改めて実感いたしました。
■ 小松海水浴場の魅力とは?
◎ アクセス抜群!市街地からすぐの“行ける海”

徳島ICから車で約7分(4.8km)、徳島駅からタクシーで約15分(8.5km)
約600台収容の無料駐車場を完備し、気軽に訪れやすい立地
県外からの観光客もふらっと立ち寄れる、利便性の高さが魅力です。
◎ 遠浅の海と美しい砂浜

水質は非常に良好で透明度も高く、子ども連れでも安心して遊べる遠浅の浜辺
サラサラとした粒の細かい白砂が広がる砂浜は「きれいなビーチ」として評判
夏の青空と海の青が織りなすコントラストは、写真映えスポットとしても人気です。
◎ 設備も安全対策も万全
【2025年の海水浴期間】7月19日(土)~8月24日(日) 各日10:00~17:00
【無料施設】更衣室兼シャワー室3基、露天シャワー6基、仮設トイレ(洋式・和式・多目的)
【有料サービス】2軒の海の家では飲食、温水シャワー、浮き具レンタル、ロッカー等を提供
【安全対策】ライフセーバー常駐(陸・海中ともに配置)、看護師も待機し、緊急対応も安心
◎ 家族で楽しめるアクティビティ
子ども用プールや大型エア遊具「ぜんりょくパーク」も設置(期間限定)
年間を通してサーフィン、SUP(スタンドアップパドル)、釣りも盛んに行われており、
初心者から上級者まで楽しめる環境が整っています。
■ 過去の課題と、地域の再生力

昨年、小松海岸では合法大麻(CBD製品)の販売業者が海岸内に幟を立てて営業する事件が発生しました。
この行為は市民の多くに不安と困惑をもたらし、全国的にも報道される事態となり、海岸のイメージにも悪影響を与えました。
私はこの件を受け、市議会で公共空間の使用許可の在り方や管理体制の強化の必要性を訴え、再発防止に向けた制度の見直しに取り組んでまいりました。
今日の清掃活動に集まった市民の皆さんの姿は、まさに**“地域の手で小松海岸を取り戻す”意思表示**でもありました。
■ 小松海岸の未来へ――観光・教育・防災の拠点に
私は小松海岸が持つポテンシャルを、
単なる“海水浴場”にとどまらず、以下のような多機能化へと発展させていくべきだと考えています。
①
観光資源としての強化

夏季イベント(音楽ライブ・花火・屋台)を通じて、地域のにぎわい創出
周辺の飲食・宿泊施設との連携により、地域経済への波及効果を高める
②
自然体験・環境学習のフィールド化
子どもたちの環境学習や自然体験活動の場としての活用
地元学校やNPOと連携した海洋ごみ教育、エコイベントの展開
③
災害時の避難・物資拠点としての整備
津波避難ルートの整備と周知
給水設備、防災倉庫の設置による、南海トラフ地震への備え
■ 最後に:この夏、小松海岸へ
小松海水浴場は、
市民と自然と観光が交差する場所であり、
同時に、私たちの暮らしと未来をつなぐ場所でもあります。
皆さんもぜひ、今夏はご家族・ご友人とともに小松海岸を訪れてみてください。
そして、そこに息づく“地域の力”を感じていただけたら幸いです。
私も一人の市民として、一人の議員として、
この小松海岸が徳島市の誇りとして輝き続けるよう、今後も取り組んでまいります。
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