【徳島県教職員団体連合会 第65回定期大会に参加しました】
- 祐一郎 石部
- 6月29日
- 読了時間: 2分

本日2025年6月1日、徳島県教職員団体連合会の第65回定期大会に参加させていただきました。
長年にわたり徳島の教育を支えてこられた先生方、そして現場で日々奮闘されている教職員の皆様とともに、教育現場の未来について意見を交わす貴重な機会となりました。
現在の教育現場には、非常に深刻な課題が山積しています。
特に問題とされているのは、教員の処遇改善の遅れと、それに伴う教員の地位の低下です。
いわゆる“みなし残業”制度のもと、膨大な業務を抱えながらも時間外労働が正当に評価されず、心身ともに疲弊している教員が多くいます。
このような状況が続けば、優秀な若者たちが教職を志すことが少なくなり、結果として教員不足、さらには教育の質の低下へとつながってしまいます。
また、教員に対する社会的信頼も以前に比べて大きく揺らいでいると感じます。
かつては、子どもが学校で先生に叱られたことが親に知られると、家でも再度叱られるというような、家庭と学校が連携した信頼関係がありました。
しかし今では、子どもが先生に叱られたことを親に伝え、親が学校に抗議するというケースも増えています。
これは、教員に対する社会全体の信頼が薄れつつあることの象徴とも言えるのではないでしょうか。
教育の質は、教員の質に大きく左右されます。
そして教員の質は、適切な処遇と誇りを持てる職場環境によって育まれるものです。
だからこそ私は、教員の働き方改革や処遇改善を進め、教育現場を根本から支えていく必要があると強く感じています。
未来を担う子どもたちが、夢を抱き、希望を持って成長していける環境を整えるためにも、今こそ政治・行政が一体となって、教育現場に真剣に向き合っていくことが求められています。
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