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南海トラフ津波被害想定の大幅見直しを受けて




― 徳島市が本気で進めるべき防災整備と市民一人ひとりの備え ―


 本日付の 徳島新聞 において、南海トラフ巨大地震に伴う津波被害想定が見直さ


れ、徳島県内の想定死者数が約4.1万人増加したことが報じられました。


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 この数字は、決して不安を煽るためのものではありません。高齢化の進行、夜間・冬季の発災想定、避難行動の遅れなど、これまで十分に織り込まれていなかった現実を直視した結果です。


 言い換えれば、「正しい対策を取らなければ、確実に多くの命が失われる」という、極めて重い警鐘だと受け止めるべきです。


防災は党派を超えた最優先課題

防災は、特定の政党や立場の問題ではありません。


一人でも多くの命を守るために何をなすべきかが問われています。


徳島市議会議員として、私はこの被害想定を「避けられない前提」ではなく、


今ならまだ変えられる未来」として捉えています。



徳島市として重視すべき防災整備の方向性

① 臨海地区における津波避難タワーの計画的整備

徳島市の臨海部には、住宅地や事業所が集積しています。

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徒歩避難だけでは時間的に間に合わない地域も現実に存在します。

そのため、

  • 徒歩圏内で到達できる津波避難タワー

  • 民間ビルとの垂直避難協定


を組み合わせ、「確実に命を守る避難環境」を整備していく必要があります。



② 老朽化した徳島市中央卸売市場の近代的改修


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徳島市中央卸売市場は、老朽化が進むと同時に、災害時には食料供給を支える極めて重要な拠点です。


耐震・耐津波性能を高めるだけでなく、

  • 災害時にも機能を維持できる施設構造

  • 防災拠点としての役割を持たせた近代改修

を進めることが、市民の命と生活を守ることにつながります。



ごみ焼却施設(一般廃棄物処理施設)の内陸部整備の検討


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災害時にごみ処理が滞ると、衛生環境の悪化や二次災害を引き起こします。

津波リスクの高い臨海部に依存する現在の配置を見直し、より安全性の高い内陸部での整備・再配置を防災の観点から慎重に検討すべき段階に来ています。


公共防災マリーナの整備 ―「減災」の視点


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公共防災マリーナは、

  • 発災直後の海上からの救助

  • 物資輸送

  • 情報連絡


といった役割を担う防災拠点であると同時に、もう一つ重要な役割があります。

それは、河川内に係留されている船舶を整理・集約し、津波発生時に船舶が漂流・衝突することで生じる二次被害を抑制することです。


平時は利便性とにぎわいを生み、有事には被害そのものを減らす


使われる防災インフラ」「減災型インフラ


として、公共防災マリーナの整備は重要な意味を持ちます。



行政だけでは命は守れない ― 市民一人ひとりの「自助


どれだけ防災施設を整備しても、最後に命を分けるのは一人ひとりの行動です。

市民の皆さまに、今すぐ取り組んでいただきたいこととして


  • 自宅・職場から最も近い避難場所と避難経路の確認

  • 強い揺れを感じたら情報を待たず、すぐ逃げる判断

  • 最低3日分の水・食料・常備薬の備蓄

  • 夜間・冬季を想定した懐中電灯・防寒具の準備


  • 家族や地域での避難ルールの事前共有


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これらは、特別なことではありません。「備える文化」を日常にすることが、命を守ります。

おわりに ― 数字を行動に変える政治へ

今回示された被害想定は、恐怖を与えるための数字ではありません。



今、行動すれば未来は変えられる


そのことを示した、重いメッセージです。



防災は最大の福祉であり、最大の都市政策です。


徳島市議会議員として、党派を超え、現実に即した防災整備と意識改革に取り組んでまいります。




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