徳島市のリサイクル現場を視察して~ペットボトル・プラスチック循環の課題と展望~
- 祐一郎 石部
- 2025年8月18日
- 読了時間: 2分

本日、徳島市における資源リサイクルの現状を把握するため、三幸クリーンサービスセンター、リサイクルセンター三紅、マテリアルリサイクル株式会社―三紅を視察いたしました。現場で直接伺った内容を、市民の皆さまと共有させていただきます。
ペットボトルリサイクルの実態

ペットボトルは本来、
キャップとラベルを外す
中を軽くすすぐといったルールを守って出す必要があります。
しかし実際の収集現場では、多くのペットボトルにキャップやラベルが付いたまま、中身が残っているものも少なくありません。結果として、回収されたペットボトルのうち リサイクルに回せる割合は2割程度、少ない時には1割強にまで低下しているとの報告を受けました。
品質ランクと収入への影響

ペットボトルは品質によって AからEの5段階に分類されます。ワンランク上がるだけでも買取価格は大きく変動します。
しかし、徳島市の現状は下から2番目のDランク。これは市のリサイクル収入にも直結し、令和6年度の回収量 約1,090トン に対し、収入は 1,500万円弱にとどまっています。市民の分別意識が高まり、品質ランクを引き上げることができれば、収入の増加や循環型社会の推進につながります。
現場での苦労と課題

回収後のペットボトルは、まず機械で金属類を分別しますが、吸い殻入りや中身残りのボトルなどは 人の手で一つひとつ仕分けられています。
さらに、缶・瓶・ペットボトルのごみには、電線(VAケーブル)、一斗缶、ガス管、包丁、使用済み紙おむつといった本来混入すべきでない異物まで含まれており、現場作業員の負担は非常に大きい状況です。これは市民のモラルの問題であり、改善が急務です。
プラスチックの再生事業


視察したマテリアルリサイクル株式会社―三紅では、プラスチックの再生事業を行っていました。本来であれば処分費用がかかるプラスチックごみを買い取り、資源として再生しています。単価は低いものの、有効な循環の仕組みであり、徳島市としても積極的な活用を検討すべき分野です。
今後に向けた提言
徳島市のリサイクルを改善するためには、
市民一人ひとりの分別意識向上
学校・地域での啓発活動の強化
分別を行いやすい仕組みづくりが不可欠です。
私たち利用者の小さな行動が、徳島市の環境保全と財政改善に大きな効果を生み出します。今後も市議会の立場から、より良いリサイクルの仕組みづくりに取り組んでまいります。



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