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徳島自動車道の4車線化は、命と地域経済を守る要



安全・安心・防災・物流の観点から今こそ早期整備が必要です


徳島自動車道は、四国の東西を貫く基幹的な高速道路であり、徳島県の人流・物流を支える極めて重要なインフラです。

しかしながら現在、全長約106kmのうち約80%が暫定2車線区間であり、交通の安全性や円滑性、災害時の機能確保において大きな課題を抱えています。




1.安全性の深刻な問題


暫定2車線区間では、対面通行となっており、反対車線との間に物理的な遮断がないため、正面衝突事故の危険性が4車線区間に比べて約2倍に達すると報告されています。実際に、徳島県阿波市で発生したトラックと高速バスの正面衝突事故では、尊い命が奪われ、多くの重軽傷者が出る大惨事となりました。


事故の原因は、トラックのタイヤバーストと過労運転、さらには適切な安全管理体制の不備が重なったものであり、高速道路の安全構造そのものを見直す必要性が明らかとなっています。




2.交通の円滑性と災害時の弱さ


暫定2車線区間では、追い越しができないために低速車両が渋滞を引き起こしやすく、物流・人流の「時間信頼性」が著しく低下しています。加えて、事故や自然災害の際には完全な通行止めに至るケースが多く、復旧にも時間を要することから、地域経済や防災対応においても深刻な影響が出かねません。


一方で、4車線区間であれば、片側の被災時も反対側の車線を使って早期の通行再開が可能であり、災害対応力も大きく向上します。




3.なぜ4車線化が進まないのか?



本来、高速道路は交通量予測に基づき4車線で計画されるものですが、予算や用地買収の課題、急を要する地域事情などから、「暫定2車線で先行開通し、後から4車線化を進める」方式が採用されてきました。


また、中央分離帯の設置がないのも、将来の4車線化時に支障をきたさないための設計上の配慮であり、設計基準やコスト面からやむを得ない措置とされています。




4.国・NEXCOによる安全対策と整備の進展


国土交通省およびNEXCO西日本では、暫定2車線区間においてワイヤーロープによる車線分離対策を進めており、設置以降は死亡事故ゼロという成果も出ています。


さらに現在、


  • 土成IC~脇町IC(約7.7km)

  • 脇町IC~美馬IC(約4.8km)

  • 美馬IC~吉野川スマートIC(約4.8km)

    の各区間で、4車線化工事が順次進められています。





5.地域経済と防災の基盤強化に向けて


徳島自動車道は、徳島港や東九フェリー、そして九州・京阪神圏とを結ぶ重要な物流路です。特にトラックドライバー不足が深刻化する中、高速道路による輸送効率の向上は喫緊の課題です。


また、将来的には、後続車無人の隊列走行(自動運転)などの先進技術の導入も視野に入れる必要があります。こうした技術革新の基盤となるのが、安全で快適な高速道路網です。





6.市民の皆様へ



徳島自動車道の4車線化は、決して利便性の向上だけではありません。

命を守る安全性防災の機動力経済の持続性──あらゆる側面において、今後の徳島を支える「基盤整備」として欠かせない政策です。


皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

 
 
 

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